月末が近づくと胃が重くなる。休日にスマホが鳴ると反射的に身構える。20代で営業職や販売職に就いている方から、こうした声はよく聞かれます。
多くの人がつまずくのは「辞めたい」と「辞めるべきか」が混ざることです。原因が「今の会社」にあるのか「営業という職種そのもの」にあるのかで、取るべき行動は変わります。この記事では、次の一手を決める判断材料を整理します。
📣 この記事からわかること
- 「営業を辞めたい」理由を4タイプに分解し、会社を変えれば済むのか職種ごと変えるべきかを見極める方法
- 営業経験がそのまま強みになる転職先の職種マップ
- 20代・転職1回目が押さえるべき動き方と、職種チェンジ向けの相談先の選び方
Michinori for career|キャリアコーチング型転職エージェントの無料相談申込完了
「営業を辞めたい」と感じる瞬間は共通している
辞めたいと感じるタイミングは、実はかなり共通しています。
- 月初に目標が配られた瞬間、月末までの重さを想像してしまう
- 達成しても翌月リセットされ、また同じ数字が積み上がる
- 成果ではなく訪問件数や架電数で管理される
- 非がないクレームでも謝り続ける
- 土日に予定が入り、休みが不規則
- 商材に自信がないまま押し込む提案をしている
こうなると、業務内容より「常に気が休まらない」ことがつらくなります。営業は成果が数値化され、他人と比較され、自分では制御できない顧客の事情に左右される仕事です。それに疲れることは能力の問題ではありません。
なお、眠れない日が続くなどの状態が長引く場合は、転職の検討と並行して医療機関や産業医などの専門家に相談することも選択肢に入れてください。
Michinori for career|キャリアコーチング型転職エージェントの無料相談申込完了
「辞めたい」を放置するリスクと、勢いで辞めるリスク
「我慢して続ける」か「すぐ辞める」の二択で考えがちですが、どちらにもリスクがあります。
⚠️ 放置し続けた場合のリスク
- 20代前半〜半ばは職種を変えやすい時期。年齢が上がるほど未経験職種への応募は難しくなります
- 疲弊が続くと検討する気力が落ち、「今の会社しかない」と視野が狭くなりがちです
- 体調を崩してから離職すると、休養期間の説明を求められることがあります
一方、退職届を出してから考え始めると、焦りから「とりあえず受かった会社」を選びやすくなります。結果は短期離職と転職回数の増加。20代で回数が増えると応募できる求人は減り、サービスによっては年齢と回数の組み合わせで支援対象外になることもあります。
つまり「辞めたいけど、まだ耐えられる」時期こそ最も動きやすいタイミングです。

退職の切り出し方や引き止めが不安で動けない方もいます。退職代行を検討する場合も、使う前に確認すべき点があります。

Michinori for career|キャリアコーチング型転職エージェントの無料相談申込完了
「営業を辞めたい」理由を4タイプに分解する
まず自分のタイプを特定しましょう。
タイプ1:ノルマ・数字のプレッシャーが合わない
達成しても喜びより安堵が先に来る、未達の月は自己否定に入る、という状態です。見極めは「数字を追うこと自体が嫌」なのか「目標設定が理不尽」なのかの切り分け。前者なら職種変更を検討する価値があり、後者なら目標設定が現実的な会社に移ることで解消する可能性があります。
タイプ2:顧客対応・クレームで消耗している
「人と話すこと自体が苦手」なのか「理不尽な要求への対応が苦手」なのかで結論が変わります。前者なら対人接点の少ない職種を、後者なら既存顧客を長期的に支援する職種を検討すると負荷が下がります。同じ「対人」でも性質はまったく違います。
タイプ3:労働時間や休日が不規則
土日出勤、シフト制、夜間対応。これは職種というより業態・商材の構造に起因することが多く、法人向け・平日稼働の業態に移るだけで改善します。
タイプ4:商材や売り方に納得できない
最適と思えないものを勧めている、契約後のフォローが整っていない、といった違和感。営業への適性ではなく、価値観と会社方針のミスマッチです。商材が変われば仕事が面白くなることもあります。
💡 タイプ別の結論
- タイプ1(数字自体が苦痛)/タイプ2の「対人接点が苦手」→ 職種変更を検討する価値が高い
- タイプ1の「目標設定が理不尽」/タイプ3/タイプ4 → 会社や業態を変えることで解決する可能性がある
- 複数該当する場合は、負担が強い順に優先順位をつけて条件を決める
営業職が合わないと思ったらキャリアコーチング型転職エージェントのMichinori for career
営業経験が活きる転職先の職種マップ
大事なのは「営業のどの経験が、その職種のどの業務に接続するか」です。ここを言語化できないと書類で落ちます。
カスタマーサクセス:既存顧客の活用度向上を支援する職種。課題のヒアリング力、社内調整力、契約更新の交渉経験が活きます。新規開拓の重圧は下がるため、タイプ2のうち「新規開拓が苦手」な人向けです。
インサイドセールス:電話やオンライン商談で見込み顧客を育成する職種。架電やトークスクリプトの運用経験が活きます。内勤中心でタイプ3には現実的ですが、数字目標は残ります。
企画・マーケティング:顧客が何に反応し何で断ったかという一次情報が武器になります。「訴求軸を変えて受注率が上がった」という具体例があると強いです。
人事・採用:初対面で信頼関係を築く力、候補者の意向を確認しクロージングする力が直結します。「候補者に自社を選んでもらう」構造が営業と近い職種です。
事務・管理部門:社内調整、見積・契約書類の作成、期日管理が活きます。特に営業事務は業務フローの理解が評価されます。ただし給与水準の傾向は営業職と異なるため、事前確認が必要です。

IT関連職:要件を整理する力、顧客と開発の間に立つ力が評価されます。特にセールスエンジニアやITコンサルは営業出身者の入口になりやすい領域です。
💡 ポイント
- 営業を完全に捨てず、商材・顧客層・営業手法を変えるだけで負担が下がる場合もある
- 職種を変えると初年度の収入が下がることもあるため、短期の収入と中期のキャリアは分けて考える
職種選びの手順を整理したい方はこちらも参考になります。

「営業以外なら何でもいい」という状態なら、職種を絞る前段階の整理から始めたほうが早く進みます。

Michinori for career|キャリアコーチング型転職エージェントの無料相談申込完了
20代・転職1回目が押さえるべき動き方
転職回数を増やさないことを最優先にする
1回目は「ポテンシャルと理由の納得感」で評価されますが、回数が増えると評価軸は「なぜ続かないのか」に移ります。だからこそ1回目は、求人票の条件だけでなく業務内容、評価制度、繁忙期の働き方まで確認して決めることが最大の対策です。
原則として在職中に動く
収入が続いていれば、合わない求人を断る余裕が生まれます。この「断れる状態」がミスマッチ回避に直結します。日程調整が難しいと感じがちですが、オンライン面接や平日夕方以降に対応する企業は増えています。
先に辞めざるを得ない事情がある場合は、生活資金の見通しを立ててから動いてください。

6か月以内に動く前提で逆算する
転職活動は準備から入社まで3〜6か月かかるのが一般的です。また転職支援サービスには「転職希望時期が6か月以上先の方は対象外」としているものがあり、情報収集だけのつもりだとサポートを受けられないこともあります。
📝 標準スケジュール(在職中・約4か月)
- 1か月目:タイプの特定と営業経験の棚卸し
- 2か月目:候補職種を3つに絞り、職務経歴書を書き分ける
- 2〜3か月目:応募と選考。通過率を見て訴求内容を修正
- 3〜4か月目:内定・条件確認のうえ意思決定
- 退職交渉と引き継ぎ(1〜2か月)
Michinori for career|キャリアコーチング型転職エージェントの無料相談申込完了
ひとりで進めると失敗しやすい3つの理由
1.営業経験の言語化が難しい。 毎日の業務は当たり前すぎて強みと認識できません。「解約率を下げるため契約後3か月の接触設計を変えた」という行動は、社内では普通でもカスタマーサクセスの選考では中心的な材料です。
2.職種を変える応募は書類通過率が下がる。 未経験職種では「なぜその職種か」「なぜできると言えるか」を書類段階で示す必要があり、書き方次第で結果が変わります。
3.退職理由の伝え方でつまずく。 「ノルマがきつかった」とだけ伝えると、面接官は「うちでも同じでは」と考えます。「何が合わなかったか」と「次に何をしたいか」を接続する準備が要ります。
Michinori for career|キャリアコーチング型転職エージェントの無料相談申込完了
相談先の3タイプを比較する
| 項目 | 求人サイト直接応募 | 大手総合型 | キャリアコーチング型 |
|---|---|---|---|
| 求人の量 | 多い | 非常に多い | 絞り込んで紹介 |
| 自己分析の支援 | なし | 担当者による | 支援の中心 |
| 職種チェンジ対応 | 自力で対策 | 同職種提案になりやすい | 適性を踏まえた提案 |
| 書類添削・面接対策 | なし | あり(担当次第) | 一貫して伴走 |
| 向く人 | 応募先が固まっている人 | 量を見たい人 | 職種を変えたいが方針に迷う人 |
多くの人は求人の量ではなく経験で詰まります。
Michinori for career|キャリアコーチング型転職エージェントの無料相談申込完了
キャリアコーチング型転職エージェント「Michinori for career」
Michinori for careerは、求職者一人ひとりのキャリア・スキル・適性を踏まえてマッチする求人企業を紹介するキャリアカウンセリングサービスです。
1.自己分析から選考対策まで一貫サポート:キャリアの棚卸しから履歴書添削、面接対策までを支援します。本人が気づいていない強みを整理し、応募企業に合わせてアピールできる形に落とし込むため、営業経験を他職種向けに翻訳する作業と相性のよい設計です。
2.求職者に合ったキャリア提案:応募数を増やすのではなく、入社後の働き方やキャリアの方向性まで考えて求人を提案する方針で、ミスマッチを防ぐ設計です。
3.伴走型のキャリアカウンセリング:「自分に合う仕事が分からない」「今の経歴で応募できるか不安」という段階から選考準備まで伴走します。
対象となる方の条件
⚠️ 申込前に確認したい条件
- 年齢:既卒の20代(20〜29歳)/最終学歴が高卒以上の方
- 職種:営業職または販売職に就いている方
- 雇用形態:正社員としての勤務経験がある方
- 転職回数:1回以内(在籍2社以内)が目安。回数が多い場合は対象外となることがあります
- 転職希望エリア:東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都、および札幌市・仙台市・名古屋市・広島市・福岡市・那覇市。これ以外の地域を希望する場合は対象外です
- 転職希望時期:おおむね6か月以内。6か月以上先の方は対象外となります
- そのほか、申込内容や状況によっては対象外となる場合があります
向いている人/向いていない人
✅ 向いている人
- 20代で営業職・販売職として正社員勤務中、転職回数1回以内の方
- 営業を辞めたいが、次にどの職種へ行くか決めきれていない方
- 営業経験の説明の仕方が分からず、書類が書けていない方
- 首都圏・関西・主要政令市(札幌/仙台/名古屋/広島/福岡/那覇)での転職を考えている方
- 6か月以内には転職したいと考えている方
❌ 向いていない人
- 30代以上の方、または20歳未満の方
- 営業職・販売職以外の職種に就いている方
- 正社員としての勤務経験がない方
- 転職回数が多い方(年齢に対して在籍社数が多い場合を含む)
- 対象エリア以外での転職を希望している方
- 転職希望時期が6か月以上先で、情報収集のみが目的の方
- 最終学歴が高卒未満の方
- そのほか、申込内容や状況によっては対象外となる場合があります
Michinori for career|キャリアコーチング型転職エージェントの無料相談申込完了
利用の流れ
📝 無料相談までの流れ
- 公式サイトのフォームから無料相談を申し込む
- 担当者から連絡が入り、日程を調整する
- 現状・辞めたい理由・希望条件を整理する
- 棚卸しをもとに求人の提案を受ける
- 書類添削・面接対策を受けて選考を進める
相談は無料です。申し込みはご本人が行う必要があります。対象条件をご確認のうえお申し込みください。
よくある質問
Michinori for career|キャリアコーチング型転職エージェントの無料相談申込完了
まとめ
営業を辞めたいという気持ちは、多くの場合「合わない要素」が特定できていないだけです。ノルマなのか、対人負荷なのか、勤務形態なのか、商材への納得感なのか。ここが定まれば、次の行動は自ずと決まります。

