Keychron B6 Proが手元に届きました。
メカニカルキーボードで名高いKeychronが、突然投入してきた「シザースイッチ」採用モデル。一部では「ジェネリックMX Keys S」などとも呼ばれている本機をレビューします。
筆者は、内勤としてExcelを使い倒し、WEBライターとして月に5万文字ほどのテキスト入力をこなしています。そのうえ、トレーダーとしても活動しているため、キーボードには一心同体レベルで触れています。
また、本機を含めてキーボードを9台所有するマニアです。そうした目線でKeychron B6 Proを解説するので、ぜひ最後までご覧ください。
Keychron B6 Proの魅力を3方向から解説

Keychron B6 Proは超薄型で軽量ながら、100%レイアウトの本格派キーボードです。Keychronがリリースする中では安価な部類に入る本機。その魅力と実力を以下の3方向から解説します。
- 使用感|万人向けの打鍵感とキーの配置
- 活用場面|汎用性の高さで多くのシーンに対応
- 所有価値|圧倒的なコスパで得られる満足感
実際に触れて使用した感想を順に解説します。
使用感|万人向けの打鍵感とキーの配置
Keychron B6 Proの特筆すべき点は、値段以上の打鍵感にあります。「パタパタ」としながらも「しっとり」したタッチは、予想以上の快適さを提供してくれます。
その秘訣は、AppleのMacBookシリーズにも採用されている、シザースイッチ機構を搭載した点にあります。シザースイッチ搭載のキーボードは、構造上の特性から打鍵に力を必要としません。さらに、パンタグラフよりも薄く軽量で持ち運びにも適しています。
Keyの配置と大きさについても適切で、薄く、見た目にメリハリがない形状でもタイプミスの心配はありません。どの機種から乗り換えても、違和感なく使いこなせるでしょう。
活用場面|汎用性の高さで多くのシーンに対応
圧倒的な汎用性の高さも、Keychron B6 Proの魅力です。現代のワークスタイルに不可欠なマルチデバイス環境へ完璧に対応するため、以下3つの接続方法が用意されています。
- Bluetooth 5.2接続
- USBレシーバーでの2.4GHzワイヤレス接続
- USB Type-Cによる有線接続
Bluetoothでは、最大3台のデバイスに接続可能。USBレシーバーでの2.4GHzワイヤレス接続は、1000Hzの高いポーリングレートで、遅延を感じさせません。USB Type-Cによる有線接続では、バッテリー切れの心配なく使用しながら充電できる安心感も提供します。
こうした汎用性の高さと静かな打鍵により、深夜の書斎やオフィス、カフェといった環境でも周囲を気にせず作業できるでしょう。
(注)Bluetooth☓3 2.4GHz☓1 有線接続☓1=5台に接続できる
所有価値|圧倒的なコスパで得られる満足感
手頃な価格ながら高度な機能を提供しているKeychron B6 Pro。地味ながら業界でも類を見ない驚異的なバッテリー性能も、ぜひ注目したいポイント。一度のフル充電で最大1200時間、1日5時間程度であれば約8ヶ月間も連続使用が可能です。
「fn」+「shift」で絵文字を素早く呼び出せるのも、使ってみると楽しい機能です。SNS投稿の際には意外と重宝できるので楽しめました。
筆者の所有機で同価格帯の「Logicool K780」と比較した場合、汎用性と取り回しの差は歴然としています。本機は軽快でスタイリッシュに扱え、日々の作業へのモチベーションも高めてくれます。
価格帯から抜きんでた、圧倒的なコスパをぜひ感じてください。
Keychron B6 Proと他機種の比較レビュー

Keychron B6 Proと筆者が所有する3台のキーボードを比較レビューします。Logicool MX-KEYS Sをはじめ、どの機種もB6 Proよりも1万円以上も離れた高級モデルです。
- Logicool MX-KEYS S
- Logicool MX MECHANICAL
- Keychron K5 SE
Keychron B6 Proは、どこまで上記の高級モデルに迫れているのでしょうか。実際に使い込んだ感想を順に紹介します。
vs Logicool MX-KEYS S

Logicool MX-KEYS Sは、さながら欧州製の高級GTカー。洗練されたデザイン、寸分の狂いもない滑らかな走り(打鍵感)を約束する剛性ボディ。そして「Logi Options+」という至れり尽くせりの統合制御システム。誰が乗っても、すぐにその質の高さと快適さを実感できる、非の打ち所がない一台です。
対するKeychron B6 Proは、パワフルなエンジンを積んだ国産スポーツセダンと表現できるかもしれません。基本性能の高さには目を見張るものがあります。しかし、高速コーナリングでは、ボディのきしみ(筐体のたわみや細部の質感)が顔を出すことも。作り込みの丁寧さでは、MX-KEYS Sに到底及びません。
総合的にはLogicool MX-KEYS Sの圧勝です。ただし、Keychron B6 Proには「有線接続に対応できる安心感」があります。加えて、バッテリーの持ちと軽い打鍵、なによりコスパを重視する場合は、B6 Proに軍配が上がります。
vs Logicool MX MECHANICAL

Logicool MX MECHANICALは、MX-KEYS Sのメカニカル版。明らかにLogicoolが、Keychronを意識して投入したモデルだと筆者は考えています。肝心の性能は「どうしてこうなった?」と感じずにはいられないトホホな出来。
剛性は高いが、プラスチッキーでチープな感触がいただけない。MX-KEYS Sが、モコモコと膨らんでしまった印象の外観。Keyの配置がおかしいのか、特にテンキー周りの操作性は最悪と言っても良いかもしれません。どう考えてもタイプミスする配置で、画面オフのところに指が当たりやすいのは致命的。
ゲーミング部門の知見は全く入っていないのか?Logicool G512を所有している身としては疑問しか感じない出来です。2万円超えの機種とは思えず、6千円くらいが適正価格と感じます。
vs Keychron K5 SE

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Keychron K5 SEは、「マニュアル・トランスミッション」のスポーツカー。自分の手でギアを操るような、カチリとした機械的な手応え(メカニカルな打鍵感)が魅力です。意のままに操る楽しさがあり、攻めた走りでは最高の相棒になるでしょう。
反面、街乗り(普段使い)では少し気を使うかもしれません。確実な打鍵感と速いレスポンスが魅力のKeychron K5 SEは、Excelなど計算ソフトでのタイピングに向いています。ただし、メカニカルの特性上、長時間の打鍵では疲れを感じるのは否めません。
一方、B6 Proは滑らかな打鍵感で長時間でも疲れにくいため、テキスト入力をメインとするブロガーなどにおすすめです。絵文字を簡単に呼び出せる機能も、SNS投稿におすすめです。
※ K5 SEは入手困難。現在はKeychron K5 Max へ切り替わっています。
購入前に知りたいKeychron B6 ProのQ&A
Keychron B6 Proの購入を検討している方が抱きがちな疑問について、Q&A形式で簡潔にお答えします。
- 設定変更は簡単にできますか?
- 日本語配列モデルはありますか?
- 説明書はどこで入手できますか?
簡単ではありますが、購入前の判断に役立てて頂ければ幸いです。
設定変更は簡単にできますか?
専用ソフトのインストールなどは不要で非常に簡単です。
設定はWebアプリ「Keychron Launcher」を使い、ブラウザ上から行います。これにより、職場のPCなどでも気軽に利用可能です。
キーの割り当て変更(リマップ)やマクロ設定が直感的にでき、キーボード本体に保存されます。そのため、どのPCに繋いでも同じ設定で使えます。
高級機レベルの自由なカスタマイズが手軽に実現できるのは、この価格帯としては画期的です。
日本語配列モデルはありますか?
はい、日本語配列(JIS)モデルが用意されています。
Keychronはユーザーの細かなニーズに応える姿勢が強いメーカーです。US配列と日本語配列に加えて「かな印字なし」モデルも発表されています。
「かな印字なし」モデルは、「半角/全角」キーなどJIS配列特有のキーは必要だが、洗練されたデザインを望むユーザー向け。US配列では使いにくい方へ、まさに理想的な選択肢と言えるでしょう。
▮ Keychron B6 Pro JISレイアウトに「かな印字なし」モデルが登場 | kopek
説明書はどこで入手できますか?
Keychron B6 Proは購入時に簡単な説明書が付属しています。
(日本語ではない)
詳しい説明書はKeychronの公式サイトから直接ダウンロードが可能です。製品の基本的な使い方から、各接続モードの設定方法、トラブルシューティングまで、詳細な情報が記載されています。
日本語には対応していませんが、簡単な英語が理解できれば大丈夫です。元々、説明書が無くても直感的に使用できるので、特に問題はないかと思います。
▮ Keychron B6 Pro ユーザーガイド – Keychron Canada
Keychron B6 Proはこんな方におススメ

Keychron B6 Proは以下の方に特におススメできます。
- 複数のデバイスを駆使するプロフェッショナル
- コストを抑えつつ高機能を求めるパワーユーザー
- デスク周りのデザインにこだわるユーザー
仕事用のPC、私用の端末、スマートフォンを頻繁に行き来するユーザーにとって、本機のマルチデバイス対応は魅力的。高度なキーマッピングや、遅延のないレスポンスを求めつつ、コストにこだわる方にもおすすめできます。
そして、デスクをお洒落に飾りたいデザイン志向の方。本機はこうした方々へ、高級機に匹敵する機能性を圧倒的なコストパフォーマンスで提供します。
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